講習会を受講していること

産業廃棄物収集運搬業許可の許可を取得するために予定しておかなければいけないことは

まず「公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター」の開催する講習会への参加による修了証が必要となります。

個人事業での申請取得であれば本人又は事業所の代表の方が受講しなければなりません。

法人申請取得であれば法人の代表者、役員、事業所の代表者ですが、後々のことも考え、法人代表者の取得が望ましいと思います。

講習内容とは、産業廃棄物の適正な処理に関する必要な専門知識とそのための技能を習得することを目的としており、

2日間(オンライン形式は12時間)にわたり5科目の受講となります。

科目は ⑴「廃棄物処理法概論」⑵「環境・循環型社会概論」⑶「業務管理」⑷「安全衛生管理」⑸「収集・運搬」となります。

この講習を無事修了した方が取得要件で示されている「その事業を的確に行い、かつ、継続して行うに足りる」を満たしているとみなされ

その証明書類が都道府県より発行される修了証となります。

修了証の有効期間は、新規の場合は5年間有効となり、更新の場合は2年間有効です。

講習は現在大変混みあっている状態ですので、許可取得の見込みであれば、まず講習会の日程の申し込み状況に合わせた許可取得スケジュールの調整が最適かと思います。

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柴田吉賢