現状では一般廃棄物の許可に関してはすでに各自治の廃棄物の処理計画に基づいて行われており、既存の事業者による業務分配等がなされているので自治体による新たな計画や募集がなければ参入は難しいと言えます。

産業廃棄物処理業においては、許可の要件を満たし、整っていれば許可を出すことが原則となっておりますので参入がしやすい事業なので、現在は他の事業を主業務として行っている方でも、産業廃棄物収集運搬業の許可があれば業務効率を含めた新たなビジネスのサイクルを構築できる分野となります。

産業廃棄物収集運搬業の許可取得は、その廃棄物を収集する搬入地と廃棄物を荷卸しする地の個別の都道府県または政令指定都市・自治体の許可を取得するために申請をすることとなります。(現在変わりつつありますが・・・)

また産業廃棄物という特性上、廃棄物の決められた種類により、許可を出す仕組みになっており、産業廃棄物申請業者は取り扱いたい廃棄物の種類は何なのか?さらに厳しい規制のかけられている物質や種類が規定以上に混在していないか?などを調査や確認を行い、計画的に取得する必要があります。

そのほか業務に対しての適切な利益が計上できること、業務の遂行に応じた体制が行われているか、欠格事項の有無など

(不法投棄に対する行為の防止)の観点から、さまざまな要件を満たさなければなりません。

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柴田吉賢